hantas's blog

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学内環境へのEmacs導入

どうやらMice内ではvimが普及(サンプル数2)しているらしいですが僕はEmacs派です。
ここで戦争を起こす気はありませんが,Emacs楽しいですよ。

学内環境にはEmacs22が導入されていますが,このバージョンにはパッケージ管理システムがデフォルトで含まれていないため,Emacs24をビルドしてみました。

$ cd
$ mkdir bin
$ cd ~/Download
$ wget ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/GNU/emacs/emacs-24.4.tar.bz2
$ tar xvjf emacs-24.4.tar.bz2
$ cd emacs-24.4
$ ./configure –prefix=~/bin
$ make
$ make install

Linuxには疎いのでmakeやconfigureについて知識がなかったのですが,どうやらconfigureには-prefixというものがあるそうです。
こいつを使ってインストールディレクトリをホームディレクトリ直下のbin内に変更し,管理者権限なしでEmacsをインストールしました。
従って,現在のディレクトリ構成は次のようになっています。

~/
┣Download/
┗bin/
 ┗Emacs-24.4/


Emacs23以降ではpackage.elがデフォルトで使用できるようになっています。
使い方は"M-x package-list-package"から,インストールしたいパッケージに"I",その後"x"でチェックの実行。無事パッケージがインストールされます。

現在使用しているパッケージをいくつか紹介します。

  • auto-complete

  VisualStudioとかEclipseとかがやってくれる自動補完

  • rainbow-mode

  HTMLとかの編集時,カラーコードの背景をその色に変えてくれる

  • anzu

  C-sのインクリメンタル検索時に,全ヒット数とハイライト部分の番号が表示

  • undo-tree

  ファイルの編集履歴をツリー状に表示
  任意の場所にさかのぼったりできる

  • org-present

  org-modeで作成した文書をプレゼンに(文字拡大させて順々に表示出来るように)


最近はと言うと,ようやくマウスがそこそこ動くようになってきました。
といっても16×16は完走出来ませんが……。
冗長なコードを書き直し,整形した上で探索法を拡充させていこうと思っています。


○参考サイト
第235回 Ubuntu 12.04でEmacs 24.1を使う:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社
package.el - Emacs JP